エアコン設置と合わせて屋外へ必ず設置されている室外機。
エアコンクリーニングと合わせて洗浄が必要なのかとお問い合わせをいただく事が多いです。
当店では、室外機クリーニングも施工しておりますが、洗浄の必要がない場合は、エアコンクリーニングのみ施工させていただいております。室外機クリーニングの必要性について、まずは室外機の役割についてご説明します。
室外機の役割
冷房運転を行なうと、室内の空気に含まれる熱を、エアコン内部にある熱交換器で吸収し、熱交換器から密閉された配管内を通る冷媒ガスの流れにより、室外機の熱交換器へ熱が運ばれます。
室外機の熱交換器へ運ばれた熱は、プロペラファンの動きで、取り入れた空気より屋外へ放熱され、熱が無くなった冷媒ガスがエアコンの熱交換器へ戻ります。運転中はこの作動を繰り返し、室内温度を下げていきます。※暖房の時は熱の流れが逆になります。
このことから、室外機は熱交換器の外気の風通りが良くないと、エアコンの効きが悪くなり、エアコンの風量を上げたり・設定温度を下げる事で、消費電力が高くなります。
室外機クリーニングが必要なのはどんな時?
室外機の熱交換器洗浄前
室外機の熱交換器へ落ち葉やホコリ、ペットの毛、苔などの異物が詰まっている場合、放熱効率が低下しており、クリーニングを行なう必要があります。
室外機の熱交換器洗浄後
クリーニングをすることで、放熱効率が戻り、効きが良くなります。ただ、汚れる前提で屋外へ設置されているので、綺麗に見えても少なくとも薄く汚れはついています。